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FL studio Fruity Reeverb 2 の使い方

FL studio Fruity Reeverb 2 の使い方。各パラメーターの説明・設定方法について。




リバーブは反響音をシミュレートして生成します。
設定が良く分からないという場合は、右端のWETをいじってかかり具合だけ調整すると良いでしょう。

MID / SIDE:入力信号をミッドまたはサイドで処理する設定です。
完成したミックスにリバーブをかけるときは、SIDEモードで処理すると良いでしょう。

H.CUT(High Cut):高周波のカットオフを設定します。この値を高くするとリバーブは鈍重になります。

L.CUT(Low Cut):低周波のカットオフを設定します。ドラムやボーカルのリバーブをすっきりさせたい場合にこの値を高くすると便利です。

DEL (Predelay):元の音と最初のリバーブ開始の位置のずれを設定します。
tempo switch () をONにすることで、プレディレイはテンポベースになります。
この値を上手に設定することでスラップバックエコーを得ることができます。

Size(Room Size):シミュレートする空間(部屋)のサイズを設定します。

DIFF (Diffusion):音がバウンスする空間の壁の数を設定します。
この値を小さく設定すると、反射が接近してエコーのように、はっきりとまばらな音になります。
この値を高く設定すると、高密度の反射を生成し、コンスタントに減衰するノイズのような音になります。

BASS (Bass Multiplier):低周波の減衰タイムを設定します。
低周波の減衰タイムは空間(部屋)のムードに影響します。
温かみのある部屋にするにはは高く、ブライト(明瞭)な部屋にするには低く設定してください。

CROSS(Bass Crossover):BASSノブによってブーストされるベースの位置を決定します。

DEC (Decay):リバーブの減衰時間を設定します。広々とした部屋をシミュレートするためには長い減衰時間を設定します。

DAMP(High Damping) :高周波のダンピング(減衰)を設定します。ノブを最大に回すとダンピングがオフになります。

DRY(Dry level):出力する原音のレベルを設定します。

ER(Early Reflection):リバーブの最初の反射のレベルを設定します。

WET(Wet level):出力する反響音のレベルを設定します。高くするとエフェクトが強くなります。
Send Channel で Reeverb 2 を使用する場合、この値を100%に設定する必要があります。

SEP(Stereo Separation):WET成分のステレオセパレーションを調整します。




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